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言いたいことは、山ほどあれど・・

編集部コラム1

アーメダバードでの朝の景色 早朝のアブー山で、幸せそうに草を食んでいた牛さん
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コラム執筆履歴

05年12月30日 いよいよ2005年はあと2日となりました。
05年11月2日 インドを訪れた小池美和さんの目に映ったこどもたちはほんとうにいい顔をしていたようです。

2005.11.2

今年の冬は12月から冷たさのきびしい冬になってしまい、明日こそは穏やかな寒さにならないかと心待ちしてしまいます。
新年元旦の天気予報はあまり良さそうにもありません。
今年最後のこいけみわさんからの清々しいワンシーンです。みなさん良い年をお迎えください。


2005.11.2
先月、インドを訪れた『ミッション・オブ・ラブ 終末期のスピリチュアルケア』の訳者・小池美和さんからその時のエピソードを、写真とともにメールでいただきました。次のエピソードは、今、日本の憲法が考え直されようとしているこのときに、ぜひ、みなさんにも読んでいただきたいと思うのですが‥‥。

 アブー山にあるジャイナ教の寺院を訪れたときのことです。
社会見学で来ていた小学生の一団に興味深げに見つめられ、 そして訊ねられました。
「日本人ですか?」  
「日本人よ」
途端、「握手して! 私は○○」と、
まばゆいばかりの笑顔の子どもたちに押し寄せられ、
つぎつぎに握手を交わしました。
つづいて、ピースパークという公園で出逢ったインド人青年の一団は、
 「日本人ですか? いっしょに写真を撮ってください」と、
かわるがわるいっしょに写真におさめてくれました。
その後もおなじようなことを度々経験しました。
日本人というだけで、インドの人は目を輝かせて、
ときに、はにかみながら親愛の情を示してくれるのです。
その理由がわかったのは旅も終わりに近づいたころでした。
 「日本は軍隊をもっていないでしょう。戦争を放棄しているでしょう。
だから日本人が好きなんです」
インドにかぎらず、いつ戦いに参じえないともしれない国、
家族を戦場に送りこんでいる国に住む人々にとって、
日本は憧れの国であることを今回の旅はおしえてくれました。
 平和の象徴、憧れの国「日本」でありつづけることを 願うばかりです。

アブー山の村で、搾りたての牛乳を運ぶ子どもたち

       

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