動物と子どもの関係学 発達心理からみた動物の意味 著/ゲイル・メルスン(パデュー大学) 監訳/横山章光(帝京科学大学) 加藤謙介(九州保健福祉大学) 定価=2940円(本体2940円+税)362頁 |
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動物がそばにいると 子どものこころに何が起こるのか? ペット飼育・絆・教育・セラピー・虐待などのテーマを 「動物」を切り口にして、 発達心理学・精神分析学・社会学など多方面から見ることで、 子どもの全体像を解き明かしていく。 |
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目次 謝辞 日本語版への序 ゲイル・メルスン 序章 第1章 子ども研究と動物 第2章 越えて通じ合うこと オオカミからラッシーへ/家族の中心にいるペット/「子どもみな、誰かを必要とする」/子どもとしてのペット、ペットとしての子ども/クリスマスにほしいもの/私たちは家族/赤ん坊としての童顔のペット/弟や妹のモデル/家族ドラマにおけるペット 第3章 動物への愛情 親密な対話/「世話するもの」/今、ここにいること/安心/喪失/「世話するものを失うことになる」 第4章 動物から学ぶこと 生き物はモノとどのように異なるのか?/動物と「心の理論」/動物をどのように取り扱うべきか? 第5章 癒しの舌 「動物たちはカルテを読まない」/治療者としての動物/レビンソンとジングルス/ベサビーはハトを見る/ウマの上でのセラピー/イルカに乗ること、ウマがささやくこと/「友愛動物園」プログラム/動物の光輪/落ち着かせる存在 第6章 動物としての自分 動物ごっこ/竜と怪物/動物を“見ること”/獣の物語/動物が意味するもの/善い私、悪い私/動物の力を利用する/動物の導き/動物を救う/いたずら小僧とわんぱく小僧/動物の私 第7章 犠牲者と対象 初めての殺し/「高潔な人は、飼う動物の命を尊重する」/動物虐待の説明/「もつれた網」を断ち切る/思いやりと虐待/文化的矛盾 第8章 動物との関係を深める 生命中心的な進路を取る/生命中心的教育 |
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著者ゲイル・F・メルスン紹介 発達心理学者として、子どもの発達における動物の役割に焦点を当てている。ペットへの子どもの愛着、養育の発達、子どもや家族を社会的にサポートするペットなどについて、広範囲に執筆を重ねている。2001年に出版された本書は、中国語・フランス語にも翻訳されている。 |
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