Mont St-Michel

【世界遺産・モンサンミッシェル】

フランスのノルマンディ地方の海に浮かぶ聖なる修道院としてユネスコ世界遺産に1970年に登録されてい
る“モンサンミッシェル”に行きたいとフト思いたち調べるところからスタートした今回の旅でした。何と
、とても自力でパリから移動するには自信がない!・・それなら観光バスツアーに頼るに限る。パリのツア
ー会社は『パリビジョン』『シティラマ』『マイバス社』などがあり、日本語ガイドには不自由なしです。

ヴィクトル・ユーゴやモーパッサンが讃えた修道院は500年の歳月を経て建てられ、本来の目的とは別に
城塞になったり、牢獄と化したり・・・その使用目的も歴史と共に変貌を余儀なくされていたようです。

2003年に行った時にガイドが「現在は堤防により島と陸続きになってしまい、本来の姿
と違う。水の流れが悪くなり、環境が破壊されてきているので、元の姿に戻そうという案
がある・・・」と、話していた。見事にそれは果たされ、2014年に橋ができ、水の通り
がよくなり、堤防の道は2015年に解体。観光客は橋の手前で下車し歩いて島に渡ります。

もっと詳しくモンサンミッシェルの歴史

・・・金色に輝く聖ミカエル・・・



























モンサンミッシェルの遠く対岸はイギリスです。ノルマンディーは、第二次世界大戦の時に連合軍が
上陸したことでよく知られた地名ですが、ここは霧がとても多く、ドイツ軍に上陸作戦が見つかりにくい
ということで、選ばれたらしいとのこと。 私が行った日も途中で霧の中を走ったりしたために、どうなる
ことかと心配になりましたが、モンサンミッシェルに近づくに従ってスバラシイ青空になりました。しかし
前の週の観光客は霧にまかれて、モンサンミッシェルの全貌を見ることができなかったそうです・・・。




















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内部は、ロマネスクとゴシック様式が合体しており、素人目にもその違いがはっきりわかる。まさにこの

建造物は500年の歳月をかけて構築されていることに改めて人間の知恵と技術に驚きと感動を覚える。


                        クリスマスの時期なので、キリスト誕生のオブジェが飾ってあった。























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僧たちの瞑想空間となっていた中庭を囲む回廊・・・・・


水道・・・本当に水がにじんでいましたが・・・ハテ???・・・いつの時代の蛇口?


モンサンミッシェルといえば“オムレツ”

ンサンミッシェルといえばフワフワのオムレツ。私達が馴染んでいるオムレツとは全く異とします。
たった一個の卵が大きなオムレツになるのです。泡立てて・・・あとは企業秘密かな・・・・(^^ゞ
味はチーズの味がほのかに感じられたのは気のせいでしょうか・・・一番有名なお店は島の中にあ
る『La Mere Poulard メールプラール』19世紀半ばに宿を開業したプラールおばさん考案のスフレ
状オムレツ。クッキーも大変美味しいです。日本でも通販で購入できますが、なかなか高額です。

私は島の近くのレストランで食べましたが少しこげていました・・・アハハハ


島内の『La Mere Poulard』・・・・フライパンと調理人が見えます























2003年頃『メールプラール クッキー』は3缶買うと1缶おまけ・・・1缶約900円になり

お安くて私としては嬉しかったです♪ 日本の通販価格は送料別で1缶2200円。しかし、持ち
帰ることを考えると、日本で居ながらにして購入できる事は便利ですからしかたないですね。

2015年の現地価格は1缶1300円ぐらいで少し値上がり、しかし、日本の通販価格は送料別で
1缶2400円。10年前と変化がない。クッキーとしては高いのでこれ以上の値上げはムリかも。


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2003.12  (2015.11編集)