内容説明
南西部で、トウモロコシを主食とする農耕定住民(プエブロ)のズニ・インディアン。その少年が、ある日一羽の傷ついた鷲のひなと出会った。鷲を育て世話に没頭する少年。貴重な働き手を奪われた仲間たちは怒り、鷲を殺そうと計画する。それを知った鷲と少年は連れだって飛び立ち、鷲の国でしばらく暮らすが、少年はある日、禁じられた南の国をひと目見たさに、冒険の旅に出る。そこで体験した恐ろしい出来事.......。
冒険により恐怖と絶望を乗り越える力を得て、たくましく生きていくひとりの少年と気高い鷲の物語。
再話者紹介
北山耕平 1949年神奈川県に生まれる。1979年にアメリカ・インディアンの世界に遭遇し、アメリカ先住民の精神復興運動に参加の後、環太平洋の先住民族とその口頭伝承による精神世界の旅を続ける。先住民文化研究がライフワーク。翻訳家、編集者、講演家、作家として活躍。著書に『ネイティブ・マインド』『虹の戦士』など多数。
作画者紹介
菊地慶矩 1959年東京生まれ。グラフィックデザイナーとしての活動とともに、1991年より作家活動を開始。描き続けているネイティブ・アメリカンの理解をより深めるために、1995年アトリエを米国ニューメキシコ州サンタフェに移し、家族とともに移住、本格的作家活動に入る。2000年2月に帰国。現在、東京を中心に活躍中。
読者の方の感想
・インディアンが表現する幻想的な情景とお話は心の中に残ります。一度読んだらきっと誰もが忘れないでしょう. . . . . . 。忘れないでほしいですね。そう思いました。(カバー用紙など再生紙と自然の原料を使用していて更に良いです。) パート 女性 (東京都江戸川区 41歳女性)
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