人間性なき医学
ナチスと人体実験

四六上製 340頁 定価2300+税
編・解説/アレキサンダー・ミッチャーリッヒ+フレート・ミールケ
訳/金森誠也+安藤勉

心理学者が分析する
医師たちの心の闇と医療犯罪の原点

●安楽死 ●心身障害児の殺害 ●大量断種と不妊 ●不要民族の絶滅
●頭蓋骨収集 ●骨移植 ●毒ガス ●発疹チフスの接種 ●長時間冷却など、
悪のかぎリをつくしたナチスの人体実験に現在の医療犯罪の原点を探る! 心理学者が分析する医師たちの心の闇と
医療犯罪の原点を探る!


読者の方の感想

・戦時下という異常な時であったにしろ、ヒトラーを頂点とするナチズムの権力と医師という知的集団が結びついて犯していく医学実験。人体が使われ、病人、精神病者、ユダヤ人、その子供達など、時に誤れる優生思想のもとに行なわれた虐殺。しかし人類はこれらを教訓として共存して平和な世界を創っていく知恵と寛容をもちあわせているだろうかという不安もある。 無職 橘 芳郎 (福島県 73歳)

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